治具板を切るということ

塩沢です。久しぶりの投稿になります。

少し前の話になりますが私は今年も治具板をたくさん切っていました。
治具板切りはとても単調な作業ですが、ハンドグラインダーの腕を磨くには最適です。ハンドグラインダーには「飛騨の匠」という刃を使用します。今日はそんな飛騨の匠について話したいと思います。
飛騨の匠の寿命はとても短いです。治具板を約1m半程度切ったところで刃が小さくなり使いにくくなります。長いものでも2m切ったあたりで寿命が来ます。そうして1枚、1枚と寿命を迎える匠達を見て、私は彼らを少しでも長生きさせたいと思うようになりました。グラインダーを無理に治具板に押し付けず、削れていくスピードに合わせて角度を一定にしたまま押し出していきます。刃が小さくなってからも、当たる角度をうまく変えながら刃を出来る限り使い切ります。治具板を切れなくなってからも薄い鉄板、アルミ板を切ることに使います。
何が言いたいかというと、工具を大事に使いましょうということです。
飛騨の匠もタダではないので、追加徴収を1円でも減らすため小さなことから心がけていきましょう。


次は浅川さん、お願いします。
2016/12/30(Fri) 23:09:11 | 日記
Tittle: Name:

Profile

image
chifu

New Entries

Comment

Categories

Archives(2164)

Link

Search

Free