航空装備研究所見学

浅川です

永島の味付け卵は絶品でしたよ笑

本日、学自研が主催するイベントにて、防衛装備庁航空装備研究所に見学に行きました。

航空整備研究所は航空機及び航空機用機器並びに誘導武器についての研究及び試験等を行う機関です。

今回の見学では防衛の航空整備全般の見学で、将来無人機、アフターバーナ付ジェットエンジンの開発、ステルス戦闘機開発、各種ミサイル開発まで防衛に関する航空装備について過去のものから最新のものまで紹介・見学をさせていただきました。また、研究所内の設備を見学し、水平風洞だけでなく垂直風洞での戦闘機空力開発、ターボファンエンジンの開発、各種機器の耐久試験などを見学することができました。

戦後、急激に世界に広まったターボファンエンジン、世間で言われているジェットエンジンは今では戦闘機にはもちろん、旅客機、ヘリコプターにも使われていて、その開発はアメリカ、ロシアに先行されていると思っていたのですが、日本独自開発の物も世界に通用する性能を誇っていました。国産戦闘機であるF−2に搭載されているターボファンエンジンは先進の制御技術により、パイロットが速度、高度を気にせずに巡航できるそうです。
最新の追跡システムは従来の赤外線レーダに加えて、戦闘機の形を認識して追尾するため、輸送機などに搭載されているフレアでは防ぐことができないそうです。ミサイルは戦闘機の最大旋回Gが約9Gなのに対して無人のミサイルは10Gを超える旋回が可能なため、一度すれ違った目標をUターンして追いかけることも可能なそうです。誘導弾はそれ自身に推進力となる固形また液体燃料を積んでいますが、それらは高度上昇のみに使われて、姿勢制御、目標探査は高速での滑空時に行われていることなど書ききれないほどの貴重なお話を聞くことができました。

日本は実戦経験はほとんどありませんが、独自開発、アメリカとの共同開発により、F−2、F−15 などの戦闘機にはじめ、地対空ミサイル、空対空ミサイルの開発はトップレベルであることを実感させられました。

次は吉田です
2016/12/14(Wed) 01:38:39 | 日記
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