新メンバー募集

◆学生フォーミュラって?

学生フォーミュラとは,学生が1から作ったレーシングカー学生が運転して競技を行うもので鳥人間コンテストのクルマ版」とか「学生版F1」とか 言われます.アメリカで1981年に初めて大会が開催されてから世界中に広がり,日本では2003年から毎年開催されています.
学生フォーミュラ大会の特徴として,最速のマシンではなく最も商品性の高いマシンが優勝するという点があります.速いレーシングカーを作り, 速く運転することが重要ですが,商品を売り込むプレゼンテーション能力やコスト管理,設計の論理性も評価されます.
学生フォーミュラの活動を通して,企画→設計→製作→販売とそれを支えるマネジメントを経験することができ,教科書では学べない 実践的な「ものづくり」を学ぶことができます.

詳しくはページ上部の「F-SAE」をご覧ください


◆学生フォーミュラってどんなクルマ?

学校によって特色はありますが,多くの場合バイクのエンジンを積んだ,150〜250kg位のクルマです. 一人乗りでタイヤとドライバーがむき出しでなければならないので小さなF1のような見た目をしています.

写真はCUFPが2016年に製作したマシンです.最高速は130km/h程度に制限されています.
軽自動車の1.5倍のパワーがあって, 重さは3分の1以下といえば加速の鋭さを想像しやすいでしょうか?

詳しくはページ上部の「PRODUCT」をご覧ください. 動画等はこちら→
(画像クリックでYoutubeに飛びます)


◆CUFPって?

千葉大学フォーミュラプロジェクト(CUFP)は学生フォーミュラ大会に参加する工学部公認団体です. メンバーは約25名で,学部1年生から修士2年生までいます.リタイアしなければ100チーム中10位くらいになれるチームで, まずはトップチームに追いつくことを目標にして活動しています.
メンバーの中にはクルマ好きや工作好き以外にも,広報活動が好きな人や, 団結して目標に挑戦する雰囲気が好きな人など色々な人が在籍していて,
それぞれの目的のために協力して活動しています.

例えるならCUFPは走り屋ではなく小さなメーカーです.優れたマシンを作るためには設計だけでなく, 予算や作業人員のマネジメントも重要と
なるため,文理問わず活躍の場があります.また,活動を行うためには資金や部品を入手するためのスポンサー集めも重要です.


◆活動内容

エンジニアリング

企画
販売するターゲット層,マシンコンセプト決定,年間スケジュールを作成します.

設計
理論を勉強したり,データを分析したり,実験をしたりして, 必要な性能を見積もり目標を立てます. 3D_CADを使って図面を描き,強度解析や流体解析をします. 加工手順や加工方法にも注意して,生産や費用も考えます.

製作

図面に従って,工作機械を使ってパーツを加工します. 作成した部品の組み立てを行います. 製作した部品の検品も重要な工程です.

試走

走行可能な状態になったら,サーキットでテスト走行をして問題の洗い出しをします. 足回りやエンジンなどを調整して,より良いマシンになるよう
ブラッシュアップします. 問題が見つかれば,設計に立ち戻って作り直しということも・・・泣


マネジメント

広報

スポンサー企業への活動 報告学内外への情報発信 勧誘活動
チームホームペ ージの管理

渉外

スポンサーの獲得および交渉 他大との合同イベントへの参加

会計

資金および資材の管理 年間予算計画の決定


◆年間スケジュール


大学祭

9月に大会で走ったマシンで学内をデモ走行,展示をしています. CUFPのメンバーから詳しいことを聞けます.

新歓

説明会やガレージ見学をしています.その後は・・・普通に夕食ですよ! 自動車業界はお酒には厳しいのです!

シェイクダウン

完成したマシンでの初走行です.大抵3月か4月にやります.チームとしては春休みの間にできるといいなぁ・・

大会

日本全国+海外勢の約100チームと凌ぎを削る5日間の戦いです. おいしいハンバーグが食べれますよ(笑)


◆メンバー募集のお知らせ

千葉大学フォーミュラプロジェクト(CUFP)は製作系の理系分野だけでなくチームの運営,企画に携わる文系分野の学生を幅広く募集しています.
したがって,特定の学部に制限するという事はありません. 文系,理系,学年問わずチーム活動に興味のある方を歓迎します.

活動内容
・フォーミュラカーの設計・製作
・ドライバー
・企業・大学へのスポンサー交渉,広報活動
・仮想企業を想定した企画立案,マーケティング(プレゼンテーション審査担当)
・チームマネジメント,会計

4月の新歓期以外でも,希望者には随時説明会を行います.ページ右上の「お問い合わせ」からご連絡ください.

◆よくある質問

入部希望者から,よくある質問と回答をまとめてみました.

Q.クルマとか加工のこと全然わからないんですが・・・
A.全く問題ありません.ほとんどのメンバーが入部した時はクルマの仕組みを知りませんでした.工具に触るのは中学の技術の授業以来という人も多いです. 活動しているうちに自然と知識や技術は蓄積されますが,新入生には週1程度で勉強会も開催しています.
Q.週に何日活動しているんですか?
A.火曜日と金曜日の18時からの全体ミーティングへの出席は参加義務がありますが,週に何日活動せよといった規則はありません. 納期までにタスクを完了することが条件ですが,都合の良い時間に活動できます.大抵の場合,ミーティングで翌週の活動日程を立てます.
Q.部費はいくらですか?
A.毎月5000円です.大会やイベントに参加したり,設備の破損等をしたりすると別途かかります.
Q.バイトできますか?
A.問題ありません.ほとんどの部員がバイトをしています.
Q.兼部・兼サーできますか?
A.可能です.兼部しているメンバーもいます.
Q.1年中活動していますが単位は大丈夫ですか?
A.最終的には本人次第ですが,テスト直前〜期間中に無茶な作業はしません.
Q.1年生じゃないけど入部できますか?
A.可能です.過去には2年生から入部してプロジェクトリーダーになった先輩もいます.
Q.マシンの運転中の事故が怖いんだけど・・・
A.残念ながら事故が起きてしまうことはあります.そのため細心の注意を払って活動しています.十分なスキルを身に着けるためカートで練習したり,最高速を落としたコース取りにしたりしています.また,マシン設計時にも安全性は最重要項目です. これらの結果,過去に何度かクラッシュはしていますが,ドライバーが大きな怪我をしたことはありません.
Q.加工中の事故が怖いんだけど・・・
A.残念ながら事故が起きてしまうことはあります.そのため細心の注意を払って活動しています.最初は実習工場の技術職員の安全指導を受け,経験のある上級生と一緒に作業をすることで安全な正しい方法を学べます.小さな切り傷ができることは時折ありますが,大きな怪我は発生していません. リスクを0にはできないので,いつでも緊張感を持って作業することが大切です.
Q.素人なんだけどドライバーになれますか?
A.なれます.歴代のほとんどのドライバーが大学に入ってから免許を取って,初めて運転をした「普通」の人です.ただし,大会に出場するためには普通免許(MT)が必要です.
Q.ドライバーだけやりたいんですけど良いですか?
A.ドライバー専門のメンバーの例もあります.しかし,学生フォーミュラの醍醐味は自分たちが作ったクルマでレースすることだと思うので,試走以前のプロセスにもかかわった方が楽しめると思います. また,学生フォーミュラのドライバーは,速く運転することだけでなく,クルマの情報を正確に掴みエンジニアに伝えることも重要な仕事ですので,クルマについての知識を付けてもらう必要はあります. 大会ドライバーは,もっとも速いだろうドライバーが選出されます.ただ,開発能力のあるドライバーが試走会で走行する機会が多いので,開発ドライバーが大会も運転することがほとんどです.
Q.マネジメント系の仕事だけやりたいんですけど良いですか?
A.可能です.マネジメント系といってもクルマや加工といった技術系の話題が多いので,ある程度の知識は身に着けた方が有利に動けると思います.
Q.文系なんだけど設計とか製作しても良いですか?
A.可能です.入部したときには文系も理系もそれほど専門知識に差が無いので,理系の人に混ざって設計・製作していれば遜色なく活躍できると思います.
Q.活動は辛いですか?
A.一人ひとりが役割を持って仕事をこなす必要があるので,プレッシャーや責任は伴います.当然,誰かがサボれば,その結果はマシンに如実に表れます. しかし,部員のモチベーション低下はチームとしても避けたいことなので,サポート体制や作業の段取りを丁寧に行い,楽しく活動できるよう心がけています.また,本気で取り組んだからこそ得られる達成感や感動があると思います.
Q.就職は有利になりますか?
A.学生フォーミュラをやっていたから内定がもらえるということはありません.しかし,多くの企業が学生フォーミュラ大会のスポンサーになっていることからも,学生フォーミュラで学べることに価値を見出している企業が多いことは間違いありません. 実際に,CUFPの卒業生の多くが自動車メーカーや大企業に就職しています.
Q.この活動をやっていて良かったことは?
A.CUFPは色々な活動をしているので十人十色な良かったことを見つけられると思います.一つにまとめさせて頂くなら,本気で取り組んだ時の成功体験や失敗体験を積み重ねることができるので, 賢くタフな人間に成長できることだと思います.

他に質問がございましたら右上の「お問い合わせ」からご連絡ください.

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