型式:CF14

スペック

マシンスペック
全長 / 全幅 / 全高 2840 mm / 1402 mm / 1196 mm
ホイールベース 1600mm
前/ 後トレッド 1200 mm / 1200mm
車重 300kg(乗車時)
最低地上高 36mm
フレーム スチールスペースフレーム(STKM11A)
カウル GFRP
エンジン YAMAHA YZF-R6
排気量 599 cc
サスペンション形式 不等長・非平行ダブルウィッシュボーン・プルロッド
ショックアブソーバー Tanner G2
タイヤ 20.5x7.0-13 R25A Hoosier bias
ブレーキ 前 2 ポッド / 後 1 ポッド / キャリパー:Nissin
最大出力 78ps/11500rpm
最大トルク 55Nm/8500rpm
変速機 パドルシフト 電磁シフター
デファレンシャル F.C.C. TRAC




マシンコンセプト 「Car×Fun〜モータースポーツに参加する魅力をより多くの人に〜」



  CF13のコンセプト「Car×Fun」を引き継ぎ, 信頼性・整備性・生産性、の達成により誰でも運用でき、 高いドライバビリティと豊富なセッティングにより、ドライバーとエンジニアのどちらにも 楽しめる車両を目指して開発を行いました。

マシンの特徴



シャシー関連開発指針

  ばねレート、ロール剛性、およびブレーキバランスに注目して開発を行い、 4輪の接地性が大きく改善し、急激な姿勢変化を抑制しました。これにより、旋回で0.05G、減速で0.26G向上しました。 フレームやサスペンションアームを中心に各部品で設計、加工法、および治具の見直しを行い生産性が向上しました。 ペダルユニットやステアリングなどドライバーが触れる部品は高剛性化に取り組み、操作性の改善を行いました。



パワートレイン関連開発指針

  吸気系の改善により開発初期段階から、10%出力を向上させました。 また、以前から付いていながら有効に活用できていなかった電磁シフター、トラクションコントロール、およびローンチコントロールを 有効に機能させました。ターボ車だったCF13に出力は及びませんが、電子制御の改善により、 アクセラレーションのタイムを0.35[s]短縮できました。また、排気系、燃料系、オイルパンの改善により低重心化に寄与しました。