型式:CF13

スペック

マシンスペック
全長 / 全幅 / 全高 2800 mm / 1394 mm / 1196.3 mm
ホイールベース 1600mm
前/ 後トレッド 1200 mm / 1200mm
車重 330kg(乗車時)
最低地上高 36mm
フレーム スチールスペースフレーム(STKM)
カウル GFRP
エンジン YAMAHA YZF-R6
排気量 599 cc
サスペンション形式 不等長・非平行ダブルウィッシュボーン・プルロッド
ショックアブソーバー Tanner G2
タイヤ 20.5x7.0-13 R25A Hoosier bias
ブレーキ 前 2 ポッド / 後 1 ポッド / キャリパー:Nissin
最大出力 91ps/10800rpm
最大トルク 59Nm/10300rpm
変速機 パドルシフト 電磁シフター
デファレンシャル F.C.C. TRAC




マシンコンセプト 「Car×Fun〜車の楽しみをすべての人に〜」



  大幅変更をしたCF12のコンセプト「Car×Fun〜車の楽しみをすべての人に〜」を引き継ぎ, サーキット走行を通してタイムを追求する喜び、操作する楽しさを味わってもらえる車両を目指しました。 基本的には CF12 の正常進化・洗練を目標としました。

マシンの特徴



シャシー関連開発指針

  ロガーデータでも確認された、後輪のインリフトおよび制動時の後輪荷重の抜けを解消することを第一目標として定めました
また、新規パーツを設計する際には、大会最重量級であった CF12 の反省点から軽量化を目標とするとともに、 加工時間・生産コストが可能な限り小さくなるようにしました。



パワートレイン関連開発指針

  加速性能の向上を目指しました。ターボをRHF3型から大型化しRHF4に変更することで 排気抵抗を削減し、高回転での充填効率の向上を図りました。
結果、CF12 の 67PS@10400rpm から大きく向上し、91PS@10800rpm となりました。汎用ECUで制御することにより、 燃料・進角の最適化および燃料カットによる燃費向上を図りました。
3Dプリンタを用いて インテーク部品を製作することによる気筒間格差の削減と信頼性向上に取り組みました。